ちょうど今頃の季節、デンマークにいた頃を思い出す。
大好きな親友のヨウコ(仮名)と日本から一緒にデンマークに行きベッドが二つ並んだ部屋で毎日一緒に寝て生活した三ヶ月間。
あれだけ充実した日々を過ごせたのはいつもヨウコの笑顔があったから。
ヨウコはデンマークで現地の方と結婚してそのままデンマークで生活している。
この夏、ヨウコはデンマークから一時帰国するから会いたいと言ってくれたのに関西と関東離れておりタイミングが合わずに会えなかった。
しかし、デンマークに帰る前に送ったとみられる荷物がヨウコから届いた。
手紙と、デンマークのお土産のティーパックと、ノンカフェインのコーヒーと、ロイヤルコペンハーゲンのペアマグカップ!
びっくりしてしまった。どれも嬉しいけど、ずっと憧れだったまさかのロイヤルコペンハーゲン。
そして、ヨウコからの愛溢れる手紙。
ああ、会いたかったな。
頑張って時間作ればわたしから関西まで会いにいけたのに、その頃はまだ、ひとりで大阪に行く気力がなくヨウコ達一家が東京に遊びに来れるかもしれないと言っていたのを期待して待つだけだった。(わたしは神奈川在住だけど)
コロナの影響でずっと帰国を見送ってようやく帰国できたというのに。
最近、季節のせいかヨウコと過ごした時間をたくさん思い出してひとりで勝手にさみしくなっている。
ヨウコとわたしは笑いのツボが似ていていつも笑いがたえない毎日だったデンマーク生活。
ヨウコと出会ったのはわたしが十九歳の頃。共通の友人を介して知り合い、あっという間に仲良くなった。
当時、わたしはいつもすっぴんで出歩いていて、そんなわたしの二十歳の誕生日にヨウコがくれたプレゼントは、お化粧品だった。
そのお化粧品でわたしにメイクをしてくれたヨウコ。
鏡にうつったメイクした自分がなんだか別人になったような、ちょっと大人になったような、ものすごく嬉しかったのを覚えている。
ヨウコは、過剰なくらいいつもわたしの事を褒めてくれて「まこちゃんみたいな優しい子いないよ、一番の親友だよ」とちょっと違うニュアンスだけど言ってくれた。
それはこっちのセリフだよ、とその度に返していた。
ヨウコはものすごく人に愛される。
デンマークにわたしがいた頃、たった三ヶ月間なのにヨウコといたからか、現地の友達がたくさんできた。
好奇心旺盛で、国境を超えて誰とでも仲良くなるヨウコが大好きだ。
誰に対しても偏見や差別なく、平等に人を愛する、それがヨウコだ。
ヨウコがニューヨークでオーペアの仕事をしていた時、ヨウコに誘われたのもあったけど、わたしも会いたい一心でひとりでニューヨークに行った。わたしはチェルシー地区にあるアパートメントホテルを借りた。
ニューヨークにわたしがいたのはたったの三週間で、ヨウコとは毎日は会えなかったけどヨウコがオーペアしていた大豪邸に遊びに行かせてもらったり、(超有名ハリウッドスターも遊びにくるとか)、ヨウコが二年間のオーペアを終えた以降はほぼ毎日会って一緒に過ごした。クラブのハロウィンパーティーに行ったり、現地で日本人の方が経営している居酒屋に行ったりヨウコおすすめのカフェに行ってヨウコおすすめの練乳?トーストを食べたりした。このトーストがめちゃくちゃおいしくて感動したなぁ。
ヨウコの友達ふたりとヨウコとわたしの四人で自由の女神を一緒に見に行った事もあったな。
ヨウコの友達はふたりともカナダ人男性で、めっちゃいい人達だった。面白くてみんなずっと笑っていた。ヨウコの友達はみんな優しい。ヨウコが優しいからかな。わたしが優しくなれるのもヨウコが優しいからだよ。
デンマークにいた頃の写真も載せます。
デンマークの街並みはとにかく美しい。カフェから見える建物も。
デンマークの街並みや建物があまりにもドラクエの世界に出てきそうでドラクエファンのわたしにはたまらなかった。
その事をnoteに以前書いていました。↓
秋の夜長、ヨウコが恋しくて長々と書いてしまった。ヨウコはわたしのペンネーム(緑丘まこ)を知っているけど、このブログの存在は知らないはずだから、こっそりヨウコへのラブレターを書いてしまった。
ヨウコは、いまや三児の母。三人目の子はまだ会えていないけど、ちょうどヨウコのお腹にいた頃、ヨウコが一時帰国した時に会う事ができた。
Love you and miss you sooooooo much!
ヨウコと過ごしたデンマークの話も含め、わたしの友人達が登場する漫画がkindleで無料でお読みいただけます。↓
Tak!(デンマーク語でありがとう)