この気持ちをどこにぶつけたらいいのか分からないまま、殴り書きのような形でブログに残します。
〝らーちゃん〟は彼のあだ名で、わたしの大好きな友達。アメリカ人で同い年の彼はゲイだ。
彼が日本に留学していた頃、共通の友人を介して知り合い、めちゃくちゃ仲良くなった。
まだわたし達は23歳だった。
らーちゃんは、わたしの事を〝まーちゃん〟と呼ぶ。
らーちゃんまーちゃん。
なんかのコンビみたい。
おしゃれでめっちゃかっこよくて、でも話すとめちゃくちゃ可愛い少女みたいになるらーちゃん。
優しくて素直でずっとあのままらーちゃんが近くにいたら頻繁に遊んでいただろうなってくらい馬があった。
一緒に大阪のクラブへ行ったり、わたしの家でお泊まりしたりらーちゃんと楽しい時間をたくさん過ごした。
しかし、わたしはその後オーストラリアに行ったり、らーちゃんは、アメリカに帰ったりして遠く離れた距離で暮らすようになった。
それでもSNSでずっとつながっていたので、らーちゃんとほんのつい最近までお互いの投稿にリアクション(いいねとか)し合っていた印象だ。
しかし、ちゃんとメッセージを送り合ったのは三年半前だった。
らーちゃんと共通の日本人の友人が移住した海外から一時帰国してお茶したのでらーちゃんにふたりでメッセージを送ったのだ。
内容は元気?とか恋しいよ、とかとりとめのない挨拶で・・・らーちゃんから長文の返事が来ていて文章の最後に「Love you always!」という文字が。愛してるよ、といつも言い合う仲だった。
そのらーちゃんが、去年の夏に亡くなった事をついさっき知った・・・。
SNSで、らーちゃん宛に追悼のメッセージを送っている方がいて、それが去年の八月。
らーちゃんが生きていた時に最後に投稿したのが去年の七月。
らーちゃんとは、漫画を描いてるペンネームのSNSでもつながってる数少ない友人のうちの一人だったのになんで気づかなかったのだろう。
らーちゃんと最後に会ったのは、2015年の10月。
ニューヨークから日本に遊びに来ていて、連絡をくれて渋谷で一緒に飲んだ。その時わたしはかなり泥酔して奇行に走ったのだが、らーちゃんは大笑いしてくれて翌日すごい楽しかったとメッセージをくれた。
その数週間後、またらーちゃんから遊ぼうとメッセージが来たがわたしはその時大阪にいて会えなくて、数日後東京に戻った時らーちゃんを誘ったらバンコクにいると言われて結局会えなかった。
らーちゃんは、見た目も心も男性で、恋愛対象は完全に男性だ。
そのらーちゃんと、なぜかガールズトークのような感じでいつも話が盛り上がった。
らーちゃんが亡くなった理由をわたしは知らない。
共通の友人も知らないようだった。
本当に本当にショックで、悪い夢をみているのではないだろうか。
人はいつか亡くなる。
分かっているけど、らーちゃんあまりにも早すぎるよ・・・。
らーちゃんほど気が合う男友達もなかなかいないよ。
友達は昔いっぱいいたけど、お互い積極的に連絡をとりあわず疎遠になっていった。そんななかで、わたしが心から信頼でき、何でも話せたらーちゃん。
僕の事漫画に描いてよ、と言ってくれて、本当に数年後、お仕事で描いた漫画にらーちゃんとクラブ遊びした時の事を描いたっけ。
らーちゃんの事を描いた漫画。↓
明るくて陽気ならーちゃん。
本当にショックで悲しい。
この一年嫌な事ばっかりだ。
まだすぐに気持ちを切り替える気分には到底なれないのだけど、誰かに話すよりブログでらーちゃんの事を書く事でやりきれない気持ちをごまかしている。
らーちゃんに何があったのだろう・・・。
らーちゃんの最期が苦しくないといいな。
泥酔しながら腕を組んで夜の街を歩いたあの頃に戻りたい。
らーちゃん、愛してるよ。大好きだよ。恋しいよ。
Love you and miss you sooo much.
らーちゃんに会いたい。いつも恋しいと思っていたのにもう会えないの?
さみしいよ。