(2015年8月、他社のブログで書いたものをそのままコピーしています)
お母さん。
わたしのお母さん。
お母さんは美しい。
本当に美しい。
心が。
お母さんの口から他人の悪口なんて聞いたことないし、いつも笑顔で優しいお母さん。
わたしはお母さんが世界一大好きだ。
完全マザコンなのだ。
そのお母さんと一緒にいると、孫に間違えられることが多い。
実際、高齢出産でわたしを産んだのもあるのだが、年々年老いていく母を見ると切なくなる。
わたしは、お母さんが大好きなのだけど、ずっと長い時間実家にいると小さなことでイライラしてお母さんにあたってしまったりした。
お盆を越すまで実家にいる予定だったが、ずっとイライラしている自分に嫌気がさし、急遽昨夜東京に帰ってきたのだ。
新幹線の中で発泡酒やワインを飲み、すっかり酔っ払ったわたしは、東京に着いた瞬間、非常にひどいあやまちをおかしたことに気がついた。
何で帰ってきたのだ。
墓参りに行っていない。
そしてせっかく甥っ子も遊びに来ていたのに・・。
つくづく自分が嫌になった。
何でわたしはこんなにイライラする性格なんだろう?
誰かとずっと長時間いると一人になりたくて仕方なくなる。まるで酸素不足のようにその場にいるのが苦痛になる。
わたしは東京に着いた瞬間、子供のように泣いた。
お母さんが恋しくなった。
そして、何であんなにイライラしてやつあたりしてしまったのか、自分にものすごく腹が立った。
誰にもみられないよう、券売機のすみで、人々に背中を向けて泣いた。
酔っ払っていたのもあるが、尋常じゃないくらい泣いた。
その時だった。
「あの、すみません」
背後から若い女性の声が聞こえた。
ふりむくと、知らない綺麗な女性が立っていた。
「あ、すみません」
邪魔だったか、と思い、その場を移動しようとしたのだが、券売機の前にはいないのに不思議だなぁと思った。
すると女性は申し訳なさそうに、わたしにこう言った。
「あの、スカートが下着の中に入ってます。それだけ伝えたくて・・」
・・・・・!!!!!
「あ、ありがとうございます!!」
バッと、スカートをなおし、冷静を装って女性に礼を言ったが、頭の中はパニックにおちいっていた。
わたしはパンツ丸出しでここに居たというのか。それも帰宅ラッシュのこの時間に。(21時半くらいだった)
なんてマヌケなんだーーーーー
一瞬で涙がひいた。
それにしても券売機のすみで、パンツ丸出しでしかもふりむくと号泣していた女(わたし)。
親切に声をかけてくれた女性はどんな心境だっただろうか。
想像すると、穴にはいりたい気分になる。
実家から東京に帰る新幹線の中で酔っ払うのはもうやめようと誓った。
追記(2023年3月):こちらの話、後にサイゾーウーマンさんで漫画の連載をさせていただいていた時に描かせていただきました。あの後も色々あったんです(笑)過去の酔っ払いのわたし、われながら笑ってしまいます。
前編↓
後編↓
こちらのブログに、過去書いた日記もたまにちょっとずつアップしていこうと思います。(そんなにたくさんないけど)
この日記の出来事以降、母と喧嘩(というかわたしが100%悪かった)するのをやめました。
喧嘩ほどむだなものはないと個人の意見ですが、思います。
世界一大好きで愛する大切な母。(夫さんも同じくらい愛してます)
お母さんのことをめーちゃくちゃ大切にしています。
金持ちになって、もっと親孝行したいな。
振り返ると、お金に余裕があった20代の頃の方が、仕送りしたり、旅行連れて行ったり、もっと親孝行だったな・・・。
金持ちになりて〜。物欲があまりないから、金持ちになったらとにかく親孝行しまくりたい。
がんばります・・・。
ブログもなるべく更新頻度あげていきます。
わたしの陽気な母がたくさん登場するエッセイ漫画はこちらから♪↓
長年愛用中のクレンジングジェル♪個人的に肌の悩みが激減した↓