らーちゃんの事その2

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日記
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らーちゃんの訃報を知り、すごくショックとかなしみで無気力のまま床に寝そべって起き上がる事ができない。

絶対にもう届かないって分かったいても、らーちゃんにメッセージを送った。

miss you sooo much and love you always.

と。

らーちゃん、これはやっぱり悪い夢じゃないのかな。もしくは、誰かがらーちゃんが亡くなってるって勘違いしてらーちゃんからひょこっとメッセージ来たりしないかなぁ。

らーちゃんからわたしの投稿に最後いいねがあったのは去年の春だった。

わたしが流産後、ホテルに泊まってリフレッシュしてる写真などをSNSに投稿した時。

わたしがらーちゃんの投稿に最後にいいねしたのは去年の一月。

その時のらーちゃんの投稿を読み返すと、やっぱりらーちゃんは優しい青年だったんだなぁって改めて思う。

内容は、らーちゃんが某カフェでドリンクを購入しようとした時に、店員に罵声をあびさせる客がいて、その客を注意したらドリンクサービスしてもらっちゃった♡というような事。

らーちゃん、めちゃくちゃ乙女な青年だったのに、やるときゃやる、かっこいいね。

本当にめっちゃ優しくておもしろい人だった。

ここだけの話、かなり昔、らーちゃんに片思いしていた共通のゲイの友人(日本人)によく恋愛相談されていたっけ。

そして人気者のらーちゃんは、友達からもたくさん愛されていた。

愛してるよ、いつもらーちゃんとおくりあっていた言葉。

さっき、ついらーちゃんにその言葉を送ってしまったけど、既読にはきっとならない。

だけど、小さな奇跡が起きた。

らーちゃんのメッセージを閉じた後、らーちゃんのプロフィール画像を見たら、らーちゃんの顔の横にハートのスタンプが。

こんなのあったっけ?

気づかないだけでずっとあったのだろうけど、らーちゃんからいつもみたいにLove youって言ってもらってる気分になれた。

らーちゃんありがとう。わたしと仲良くしてくれてありがとう。

らーちゃん、わたしがいつかそっちに行った時、また一緒にお酒飲もうね。ハグたくさんしようね。腕組んで歩こうね。

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