前回のお話はこちら↓
はじめから読む↓
つづく
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ところで、今回漫画に出てきたかまくらのお話。
実は、かまくらであの時、何か食べた記憶はぼんやりあるのに、何を食べたかわたしは全く覚えておらず・・・。かまくらを父が作ってくれたことは鮮明に覚えているのですが、ところどころ記憶が曖昧なところがあります。
なので、あの日かまくらで何を食べたか実家に電話して聞いてみました。
父「かまくらの中でお鍋食べたなぁ」
その瞬間、横で聞いていた母からツッコミが入る。
母「お鍋?それは、ないちゃ。お鍋なんてかまくらに持っていった記憶ないわ」
父「食べたのっ!!」(ちょっと泥酔ぎみで、かまくらでお鍋を食べたと主張する父)
うん、おそらく母の言う通りだろう。たぶんかまくら作りの名人の父は、違う機会の時にかまくらで食べたのかもしれない。(独身時代など)
漫画を描くにあたり、ちょっと気になったので姉にも聞いてみた。
姉「かまくらでアサリのバタースープ飲んだよ」
そうしっかり断言する姉。
わたし「おおっー、ありがとう!」
ようやくかまくらで食べた物を知ることができた。
わたしも姉も、お互い子どもの頃の記憶が、それぞれ覚えていること、忘れていることが違う時があって、時にものすごく助かっている。特にわたしはエッセイ漫画を描いているのでありがたい。かといって、もちろん実話をもとにしたエッセイ漫画は少し脚色もしています。
だけど、どうしても思い出のとおり描きたいこともある。かまくらで何を食べたか、わたしにとって結構重要でした。
かまくらで母お手製の絶品アサリのバタースープを飲んだ。なんて素晴らしい響きだろう。
記憶の引き出しの中に、こんなすてきな思い出がたくさん増えていくといいな。
エッセイ漫画描いていると時々、思い出の道を辿って楽しい気持ちになります。母子家庭施設にいた頃、毎日が幸せに満ち溢れていて、いまでも姉とあの頃の思い出話をよくしては、ふたりで癒されてます。
過去に描いたエッセイ漫画、kindleでまとめております。
『ひきこもりになった話』
続きから完結まで、こちらから一気に無料でお読みいただけます。↓
『わたしはインターフォンがこわい』
続きはこちらから無料で完結までお読みいただけます。↓
その他kindleに、わたしの漫画が20冊以上電子書籍ございます。一部有料ですが、無料のもの多数なのでぜひお読みいただけると嬉しいです。↓
最後までお読みいただきありがとうございます。
みなさまが元気で幸せでありますように。