わたしの好きな街、宝塚と人

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日記
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こちらの文章は関西から東京に帰る新幹線の中で書いています。

少しだけほろ酔いになりながら。

しばらくダイエットも兼ねて禁酒していたのですが、この暑い季節、またビール飲みたい病が再発・・・。まぁ飲み過ぎなければよしとしよう。

ところでわたしはこの二日間、子供の頃から昔住んでいた兵庫県の宝塚に帰っていた。

親友ヨウコ(仮名)が移り住んだデンマークから一時帰国していたため、会いに行ったのである。

親友ヨウコとの漫画はこちらから

真冬のティータイム|緑丘まこ
真冬のティータイム

実際はヨウコちゃんマコちゃん、と呼び合っている。(どうでもいいが)

実は私より三歳年上のヨウコと出会ったのはわたしが19歳だった頃。

共通のアメリカ人の友人を介して関西にいた頃知り合い、すぐに仲良くなり無二の親友に。

一緒にデンマークに行ったり、ヨウコがニューヨークに二年いた頃は日本から会いに行ったり・・。

ヨウコが本当に好きだ、大好きだ。

デンマークでは三ヶ月間一緒に住んだり、関西にいた頃もしょっちゅうお互いの家を行き来したりと結構長い時間一緒に過ごしてきたが、ヨウコの嫌なところをもし聞かれたら答えられない。

ないからだ。

わたしは神経質な人間だと自分で思っているので、苦手だな、と思ったり合わないで距離をとる人の方が多い気がする。

しかし、ヨウコとはまるでパズルのピースのようにカチッと型にはまり、気がめちゃくちゃ合うのだ。

こんな人に出会えた事は奇跡だ。

ヨウコといると笑ってばかりで時間が経つのが本当に早い。

よく本人にも言っているが、ヨウコの周りはまるでマイナスイオンが発生している錯覚におちいるくらい癒される。

そんなヨウコと、わたしの大好きな場所、宝塚ホテルの喫茶室でお茶をしてきた。

何をかくそう、こちらの喫茶室は八年前人生で多分一番病んだ時期、わたしを不眠症と鬱状態から救ってくれた喫茶室だ。

そのエピソードはnoteにアップしています。

不眠症だったわたしを救ってくれたもの|緑丘まこ
不眠症だったわたしを救ってくれたもの

現在はもう取り扱っていないらしいが八年前はカモミールティーが飲めたのだ。

ヨウコからデンマークのお土産をもらったのだが少し笑ってしまった。ヨウコらしくって。何がおかしかったのかというと・・

こちら中央の左がヨウコお気に入りの香りの紅茶らしく写真の時はこの状態にしてくれたのだが

もらった時はこのように厳重にビニール袋に入っていて、そんな状態で売られていたのかと勝手に思っていたら

「このお茶、香りがものすごくわたしの好みで良いんだけど、こうやって袋に入れないと香りが逃げる気がして・・・」

とヨウコ。

ついなんだか笑ってしまったが、ほっこりした。ヨウコのこんなところが大好きだ。

こんなヨウコと一緒にいると居心地がよくあっという間に時間が過ぎた。

小中高時代(通信制の高校まで一緒)からめちゃくちゃ仲が良く常に一緒に遊んでいたこれまた親友と心から呼べる存在であるヤハギちゃん(仮名)が宝塚まではるばる会いに来てくれて宝塚ホテルで夜ご飯を食べた。ヤハギちゃんいきなり誘ったのにありがとう!

ヤハギちゃんの漫画も描きました。こちらから。

美人でモテるのに一生独身宣言をしていたヤハギちゃんが・・|緑丘まこ
美人でモテるのに一生独身宣言をしていたヤハギちゃんが・・

ちなみに本人達には漫画描いてるペンネームを教えているため、彼女達がモデルになった漫画も読んでもらっています。

ヤハギちゃんと食べた夜ご飯

の後になんと

ヤハギちゃんがくれたたまごサンドイッチ。

宝塚では有名らしいルマンのたまごサンドが美味しいらしく、わざわざ買ってきてくれたのだ。

それもこんな土産も一緒に・・・。

ヤハギちゃん優しい。ヨウコも優しい。

ところでルマンのたまごサンド。人生で初めて食べたが

げきウマー!!!!!!!!

マジです。

今までの人生で食べたたまごサンドイッチの中で一番美味しい。

たまごサンドイッチ好きだったけど、翌日も食べたい衝動に駆られるくらいめちゃくちゃ美味しかったです。

宝塚南口に行く機会がある方は是非。

ちなみにわたしが食べたたまごサンドはちょっとからしが入ってるバージョンでしたが、そんなに辛くなく辛いのが苦手な方も美味しく召し上がれると思います。

たまごサンドイッチをヤハギちゃんと夏の夕暮れの空の下、ベンチに座って一緒に食べた。

その後は一緒にわたしだけきっと懐かしの阪急電車や大好きな宝塚の街並みをヤハギちゃんと見ながらちょっと歩く。

ものすごく懐かしい気がした。

子供の頃からずっとそばにいたヤハギちゃん。

駄菓子屋行ったり、好きな人の話で盛り上がり告白のシュミレーションしたり(笑)、中学の頃は一緒に映画を作ったっけ。いや、脚本とか撮影全てヤハギちゃんに任せていたけど。

一緒にわたし達は大人になった。

ちなみにヤハギちゃんの嫌いなところもないなぁ。むしろ、ヨウコもヤハギちゃんも大好きすぎて、ヤハギちゃんに関しては共通の友人が多い分、ヤハギちゃんのいないところでもヤハギちゃんヤハギちゃん言いすぎて「まーたヤハギちゃんの話(笑)」とみんなにつっこまれている。

本当にありがたいことに友達に恵まれているなぁ。

基本わたしは一人でも平気な人間なので、一人でカフェやファミレス、一人花見、一人旅なんて普通のことだし、ついこの間は一人ジェットコースターもデビューした。

むしろ一人でいる時間は大好きなのだが、大好きな友人たちと過ごした後はめちゃくちゃさみしい。いつもさみしい。

こんな大好きな友人たちと、わたしが育った宝塚の街でまた会えたのはとても幸せだ。

わたしは宝塚を愛している。

今日は、また友人と会う約束をしていたのだが、朝宿泊していたホテルを出て宝塚周辺を散歩した。

宝塚駅周辺はまるでおとぎの国にいるみたいな可愛い建物が沢山。

昔ここらへんのベンチで、ある昼下がり缶チューハイ買って一人飲みしたのを覚えている。

懐かしいなぁ。

そして何を隠そう、わたしがファーストキスをした人に出会った場所でもある。

あまりいい思い出ではないが。

中学一年生の頃、また別の親友と夏祭りに行った際、たいしてタイプでもないナンパ男となりゆきでキスしてしまったのだ。いや、いきなり奪われてしまった。

オェー!!

と思い出すたび吐き気がするくらい無理やりだったし、タイプじゃなかったのに一緒になぜか無知なわたし達は彼らとカラオケに行ってしまったのだ。

そして今思うと彼らは当時24歳だったので犯罪だ。

というわたしのファーストキスのエピソードもなぜか昨夜ヤハギちゃんに話してしまった。

こんな黒歴史もひっくるめ、中学時代に戻りたいなぁと昨日思った。

仲が良い気の合う友人が沢山ではないが何人か周りにいて、いつも笑っていたから。

夏の夕暮れの空は子供の頃、空が暗くなるまでずっとずっと遊んでいたあの頃の空につながっている気がする。

そんな気持ちと

懐かしい思い出を胸に、東京帰ります。

追記(2023年12月17日)

この時泊まった旧宝塚ホテルの部屋。懐かしいのでアップ。

旧宝塚ホテルの館内と窓から見える美しい中庭。

お読みいただきありがとうございました。

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