夜逃げして母子家庭施設に入居した7

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漫画
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夜逃げして母子家庭施設に入居した6
前回のお話はこちら↓はじめから読む↓つづく数年前描いた母子家庭施設の話...

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夜逃げして母子家庭施設に入居した1
つづく次回、母子家庭施設に入るきっかけになった夜の話です。数年前に描いた母子家庭施設にいた頃の話をさらにゆっく...

つづく

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

ところで、今回漫画に出てきたかまくらのお話。

実は、かまくらであの時、何か食べた記憶はぼんやりあるのに、何を食べたかわたしは全く覚えておらず・・・。かまくらを父が作ってくれたことは鮮明に覚えているのですが、ところどころ記憶が曖昧なところがあります。

なので、あの日かまくらで何を食べたか実家に電話して聞いてみました。

父「かまくらの中でお鍋食べたなぁ」

その瞬間、横で聞いていた母からツッコミが入る。

母「お鍋?それは、ないちゃ。お鍋なんてかまくらに持っていった記憶ないわ」

父「食べたのっ!!」(ちょっと泥酔ぎみで、かまくらでお鍋を食べたと主張する父)

うん、おそらく母の言う通りだろう。たぶんかまくら作りの名人の父は、違う機会の時にかまくらで食べたのかもしれない。(独身時代など)

漫画を描くにあたり、ちょっと気になったので姉にも聞いてみた。

姉「かまくらでアサリのバタースープ飲んだよ」

そうしっかり断言する姉。

わたし「おおっー、ありがとう!」

ようやくかまくらで食べた物を知ることができた。

わたしも姉も、お互い子どもの頃の記憶が、それぞれ覚えていること、忘れていることが違う時があって、時にものすごく助かっている。特にわたしはエッセイ漫画を描いているのでありがたい。かといって、もちろん実話をもとにしたエッセイ漫画は少し脚色もしています。

だけど、どうしても思い出のとおり描きたいこともある。かまくらで何を食べたか、わたしにとって結構重要でした。

かまくらで母お手製の絶品アサリのバタースープを飲んだ。なんて素晴らしい響きだろう。

記憶の引き出しの中に、こんなすてきな思い出がたくさん増えていくといいな。

エッセイ漫画描いていると時々、思い出の道を辿って楽しい気持ちになります。母子家庭施設にいた頃、毎日が幸せに満ち溢れていて、いまでも姉とあの頃の思い出話をよくしては、ふたりで癒されてます。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

みなさまが元気で幸せでありますように。

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