姉の誕生日に思うこと

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日記
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先日、姉の誕生日だった。

その日の夜、母から動画が何本か送られてきて思わず涙が滲んだ。あたたかい涙。

精神面の不調が続いていた姉は、実家で夏の終わりからずっと療養している。

その姉が、満面の笑みで母からの誕生日プレゼントを開けている動画だった。

誕生日の時によく、「生まれてきてくれてありがとう」という言葉をどこかで聞く。

わたしも、大切な人の誕生日を祝う時にいつも思う。

今年の姉の誕生日は、その思いに加えて「生きててくれてありがとう」と心から強く思った。

今年の、もう過ぎた夏、「生きるのがつらい」と泣きながら連日わたしに何度も電話をかけてきた姉。

わたしが姉にお願いして、姉がいた場所を実家に変えてもらって、少しずつ姉は元気をとり戻してくれた。

本当に本当にありがとう。

もちろん、見えるものが全てではないことをわたしは知っている。

心の苦しみやつらさは、そんな簡単に治ったと周りが勝手に判断できない。わたしや母が知らないところで、たくさん泣いてるかもしれない。それはわたし自身がそうだから。

それでも、ずっとしばらく見れなかった姉の満面の笑顔が久しぶりに見れたことが本当に嬉しかった。

ありがとう。昔から優しくて大好きな姉。

姉の幸せはわたし達家族や姉の宝の子供達の幸せです。

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