流産後、捨てられないもの

日記

自然排出した赤ちゃんは、成長がある程度進んでいたため、頭の形がきれいで手足もありしっかり人間の形をしていた。そして大きなおめめでどことなく穏やかに笑ってるような、とっても優しい顔立ちだった。かわいくてかわいくてたまらない・・・。

今でも流産した時のつらい気持ちは何も変わってないと実感したのは、この漫画を描きながら何度も何度も泣いて途中苦しくなってしまったからだ。

それでもわたしは、流産と宣告された日の翌朝書いた日記や、自然排出した日の事を書いた記録同様、現在の気持ちもどこかに残しておきたいと思う。

当時の日記は、自らすすんで読み返すのはつらいけど、それでも書いてよかったと思っている。

つらく苦しい出来事があった時、書く事によって少しスッキリする。

そして、自分が稽留流産と診断された時、流産した方の自然排出した時の体験談などをいくつか読ませていただきものすごく励まされたので、わたしも残しておきたいなと思った。

流産した方の励みになるような気のきいた事は書けないかもしれないけど、それでもわたしの体験談や日記はわたしにしか書けないから・・・。

わたしはこの先もずっとずっと流産したつらさを忘れないだろう。

でもつらい事だけじゃない。

赤ちゃんがお腹にいた頃の思い出や、エコー写真に母子手帳、そして形見となった小さなタッパーがわたしを静かにあたためてくれる。

お盆の間、人形用の布団やティッシュでふかふかにしたタッパーに話しかけていた。

「おはよう」

「愛してるよ」

「おやすみ」

人がその光景を見たら滑稽だと思う人もいるかもしれない。

だけど、わたしにはこの世界に出てきてからの赤ちゃんの形見がタッパーだけで、今はそれだけでもいとおしく、とても大切なものとなっている。

ずっとずっとなかなか開けられなかったタッパー。

稽留流産と宣告された翌日の日記↓

稽留流産
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自然排出した時の記録↓

稽留流産と宣告されて、自然排出した記録〜その1〜
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